FMでモールス送出用F2 CWインターフェースの製作

FMでモールス送出用F2 CWインターフェースAMD−F2 Ver3.0の製作
Ver2.1からVer3.0への変更点。
・頭切れ防止用ディレィ時間の調整範囲を、10−160mSと広くした。
・モールス信号のディレイを、アナログ回路からマイコン処理(デジタル)に変更した。
・800Hzのトーン波形を、マイコンのPWM出力により、正弦波に近づけた。
・トーン信号の周波数調整用ボリュームを無くした。
・上記を実現するために、マイコンATtiny13Aを追加した。
8ピンマイク用メタルジャックでの製作例(タカチ電機製アルミケースYM−100に格納)

8ピンマイク用RJ−45モジュラージャックでの製作例(タカチ電機製アルミケースYM−130に格納)

ボリュームの機能は、下記のとおりです。
VR1:マイクレベルの調整用
VR2:トーン信号のレベルの調整用
VR3:頭切れ防止のためのKEY信号のディレィ時間調整用(約10mSから約160mS)
VR4:KEY信号からPTT信号を作成する際のオフディレィ時間の調整用(約10mSから約0.7S)
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基板上部品リスト
名称品名個数部品番号
ICLM3241U1
IC40661U2
IC40491U3
IC78L051U4
ICAttiny13A1U5
ICソケット8ピンDIP1U5
抵抗680 Ohm1R1
抵抗2.2K Ohm3R6,R10,R12
抵抗3.3K Ohm2R11,R15
抵抗10K Ohm4R4,R13,R14,R16
抵抗22K Ohm2R7,R17
抵抗100K Ohm1R5
抵抗47K-220K Ohm(同じ値)2R2,R3
抵抗47K-220K Ohm(同じ値)2R8,R9
半固定抵抗4.7K-10K Ohm1VR1
半固定抵抗4.7K-22K Ohm1VR2
半固定抵抗10K-100K Ohm1VR3
半固定抵抗1M Ohm1VR4
トランジスタ2SC1815相当1TR1
ダイオード1S1588相当2D1,D3
電解コンデンサ2.2uF-10uF2C5,C6
電解コンデンサ10uF 10V1C14
電解コンデンサ47uF 25V1C11
セラミックコンデンサ470PF2C1,C4
セラミックコンデンサ0.001uF1C15
セラミックコンデンサ0.01-0.022uF1C9
セラミックコンデンサ0.1uF6C2,C7,C8,C12,C13,C17
セラミックコンデンサ1uF3C3,C10,C16
ピンヘッダ2ピン(2.54mmピッチ)2JMP1,JMP2
ショートピン2.54mmピッチ2JMP1,JMP2
基板AMD-F2 Ver3.01
基板外部品リスト
名称品名個数
コネクタマイク用8ピン2
ジャック3.5mmモノラルミニジャック1
LED3mm赤1
LED3mm緑1
ケースYM-100(タカチ電機)1
電線0.3mm2程度若干
シールド電線0.3mm2程度若干
スペーサ 10mm程度2
ねじM3X64

FMでモールス送出用F2 CWインターフェースAMD−F2 Ver2.1を、Ver3.0相当にするための追加基板AMD−F2DELAY Ver1.0の製作
AMD-F2 Ver2.1基板上のIC 4049の上に子亀の形で取り付けます。
錫メッキ線で、4049の1,5,6,8,9,16ピンと接続します。
AMD-F2-VER2.1基板上のR9の上側の足を基板から浮かせ、浮かせた足と本基板上の800Hzと記したところとを接続します。

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基板上部品リスト
名称品名個数部品番号
ICAttiny13A1U1
ICソケット8ピンDIP1U1
半固定抵抗10K-50K Ohm1VR1
セラミックコンデンサ0.1uF1C1
基板AMD-F2delay Ver1.01

FMでモールス送出用F2 CWインターフェースAMD−F2 Ver2.1の製作
6m and Downコンテストや、フィールドデーコンテストでは、1200MHz以上のバンドで、FMによるモールス交信(F2 CW)が行われることがあります。
FMでモールス信号を送信するためのインターフェースを作成してみました。
KEY信号のオフディレイ回路によりPTT信号を作成し、リグを送信状態にし、約800Hzのトーン信号を無線機のマイク入力コネクタに送出します。
また、作成したPTT信号により、自動的にマイクからの信号と800Hzのトーンを切り替えます。
ボリュームの機能は、下記のとおりです。
VR1:マイクレベルの調整用
VR2:トーン信号のレベルの調整用
VR3:頭切れ防止のためのKEY信号のディレィ時間調整用(約10mSから約35mS)
VR4:KEY信号からPTT信号を作成する際のオフディレィ時間の調整用(約10mSから約1S)
VR5:トーン信号の周波数の調整用(800Hzに調整)
ケースは、タカチ電機製のYM−100を使用しました。
マイクコネクタは、アドニス配置で、作ってみました。
電源は、マイクコネクタから取ります。
電源電流は、LED消灯時約3.5mA、LED点灯時約7mAでした。
マイクコネクタに電源が出ていない場合もありますので、外部電源を印加するためのジャックを追加すればよいでしょう。

写真左の前面パネルは、左からスタンドマイク接続用、KEY信号表示用LED、PTT信号表示用LED、KEY入力用ジャックです。
写真右の後面パネルは、リグのマイクコネクタとの接続用です。

Ver1.2からVer2.1への変更点。
・改造をパターン化
・トーン信号の周波数調整用のボリュームVR5の追加
・マイク入力回路の入力抵抗560Ωから680Ωへ変更し、有無切り替え用のJMP1追加
・コンデンサマイク使用時のバイアス電圧印加用抵抗2.2KΩとジャンパJMP2追加
・PTT信号のディレィ用定数の変更、R15(10K→3.3K)、C16(2.2μF→1μF)、VR4(500KΩ→1MΩ)
・コンデンサC2無極性に変更
・コンデンサC7の定数変更(0.01μF→0.022μF)
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基板上部品リスト
名称品名個数部品番号
ICLM3241U1
IC40661U2
IC40491U3
IC78L051U4
抵抗680 Ohm1R1
抵抗2.2K Ohm3R12,R21,R22
抵抗3.3K Ohm2R15,R16
抵抗10K Ohm8R4,R6,R8,R13,R14,R17,R18,R19
抵抗22K Ohm2R9,R20
抵抗33K Ohm1R7
抵抗47K Ohm2R10,R11
抵抗100K Ohm1R5
抵抗220K Ohm2R2,R3
半固定抵抗4.7K Ohm1VR1
半固定抵抗22K Ohm1VR2
半固定抵抗47K Ohm1VR3
半固定抵抗100K Ohm1VR5
半固定抵抗1M Ohm1VR4
トランジスタ2SC1815相当1TR1
ダイオード1S1588相当2D1,D3
電解コンデンサ2.2uF-10uF2C5,C6
電解コンデンサ10uF1C13
電解コンデンサ47uF1C10
セラミックコンデンサ470PF2C1,C4
セラミックコンデンサ0.001uF1C15
セラミックコンデンサ0.01uF1C8
セラミックコンデンサ0.022uF1C7
セラミックコンデンサ0.1uF5C3,C11,C12,C17,C18
セラミックコンデンサ1uF4C2,C9,C14,C16
ピンヘッダ2ピン(2.54mmピッチ)2JMP1,JMP2
ショートピン2.54mmピッチ2JMP1,JMP2
基板AMD-F2 Ver2.11
基板外部品リスト
名称品名個数
コネクタマイク用8ピン2
ジャック3.5mmモノラルミニジャック1
LED3mm赤1
LED3mm緑1
ケースYM-100(タカチ電機)1
電線0.3mm2程度若干
シールド電線0.3mm2程度若干
スペーサ10mm程度2
ねじM3X64

FMでモールス送出用F2 CWインターフェースAMD−F2 Ver1.2の製作

6m and Downコンテストや、フィールドデーコンテストでは、1200MHz以上のバンドで、FMによるモールス交信(F2 CW)が行われることがあります。
FMでモールス信号を送信するためのインターフェースを作成してみました。
KEY信号のオフディレイ回路によりPTT信号を作成し、リグを送信状態にし、約800Hzのトーン信号をマイクに送出します。
また、作成したPTT信号により、自動的にマイクからの信号と800Hzのトーンを切り替えます。
ボリュームの機能は、下記のとおりです。
VR1:マイクレベルの調整用
VR2:トーン信号のレベルの調整用
VR3:頭切れ防止のためのKEY信号のディレィ時間調整用(約10mSから約35mS)
VR4:KEY信号からPTT信号を作成する際のオフディレィ時間の調整用(約10mSから約1S)
ケースは、タカチ電機製のYM−100を使用しました。
マイクコネクタは、アドニス配置で、作ってみました。
電源は、マイクコネクタから取ります。
電源電流は、LED消灯時約3.5mA、LED点灯時約7mAでした。
マイクコネクタに電源が出ていない場合もありますので、外部電源を印加するためのジャックを追加すればよいでしょう。

写真左の前面パネルは、左からスタンドマイク接続用、KEY信号表示用LED、PTT信号表示用LED、KEY入力用ジャックです。
写真右の後面パネルは、リグのマイクコネクタとの接続用です。

最初,800Hzのトーンを得るためにウィーンブリッジ発振回路で設計しましたが、安定して発振せず、方形波発振回路に変更し、フィルタで高調波分を取り除き、正弦波に近い波形を得ています。
改造が多いため、基板の部品配置図は掲載しておりません。
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コンデンサマイクのバイアス回路は含んでいませんので、コンデンサマイク接続時は、バイアス電圧を印加または、スイッチで、マイク信号と800Hzのトーン信号を切り替えても良いでしょう。

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