衛星通信ソフトウェアCALSAT32用
新PICNIC使用トランジスタ出力ローテータコントローラ
AMD−PICNIC−SAT−TR VER1.2の製作
衛星通信用ソフトウェアCALSAT32および、水平用・仰角用の
ローテータを使用して、衛星を自動追尾するためのコントローラです。
コントロール用には、秋月電子製の新PICNICを使用し、パソコンのLANポートから制御します。
ローテータとの接続用に、ミニDIN8ピンコネクタを使用しています。
5個のLEDは、水平用ローテータの左右、仰角用ローテータの上下、電源を表示します。
電源は、新PICNICのコネクタ1の3.3Vから5Vを作っています。
ローテータにより角度を示す出力電圧が異なりますので、レベル切り替え用の
ジャンパピン(X1、X2、X3)を、有しています。
回路図のダウンロード
組み立て図のダウンロード
組立図のジャンパピンの切り欠き(図面左上)側が、1番ピンです。
名称 | 品名 | 個数 | 部品番号 |
IC | HT7750A | 1 | U1 |
IC | LM324 | 1 | U2 |
ICソケット | 14ピンDIP | 1 | U2 |
抵抗 | 1K Ohm | 5 | R1-5 |
抵抗 | 4.7K Ohm | 4 | R6-9 |
抵抗 | 10K-100K Ohm(同じ値) | 8 | R10-17 |
抵抗 | 100K Ohm | 2 | R18,19 |
トランジスタ | 2SC1815相当品 | 4 | Q1-4 |
ショットキーダイオード | RB100A相当品 | 1 | D1 |
ダイオード | 1S1588相当品 | 4 | D2-5 |
電解コンデンサ | 47uF | 1 | C1 |
電解コンデンサ | 22uF | 1 | C2 |
セラミックコンデンサ | 1000PF-0.01uF | 4 | C3-6 |
マイラorセラミックコンデンサ | 0.01-0.022uF | 2 | C7,10 |
マイラorセラミックコンデンサ | 0.01uF | 2 | C9,12 |
セラミックコンデンサ | 47-100PF | 2 | C8,11 |
セラミックコンデンサ | 0.1uF | 1 | C13 |
コイル | 100uH | 1 | L1 |
LED | 3mm | 5 | LED1-5 |
ピンヘッダ | 3ピン | 2 | JP1,2 |
シュートピン | 2.54mm | 2 | JP1,2 |
コネクタ | 2列X13=26ピン | 1 | CN1 |
ミニDINジャック | 8PIN | 1 | CN2 |
錫メッキ線 | 抵抗等の足の切れ端を流用 | 若干 | J1,J2 |
基板 | AMD-PICNIC-SAT-TR Ver1.2 | 1 | PCB1 |
ミニDIN8ピンジャックのピン配置は、下記です。
ピン番号 | 機能 |
1 | HOL-RIGHT |
2 | HOL-LEFT |
3 | VER-DOWN |
4 | NO CONNECTION |
5 | ANG-HOL |
6 | GND |
7 | ANG-VER |
8 | VER-UP |
オペアンプにLM324を使用した場合の飽和電圧は、4V弱ですので、ローテータのフルスケールを、3.6V程度に設定して使われるのが良いようです。
オペアンプにLM324の代わりに、ほぼ電源電圧まで出力が出せるレールツーレール(フルスケール)タイプ(例えば、NJU7044D)に、交換すると、
フルスケールの約5Vまで、ご使用いただけます。
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